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伏見板金工業のよもやま話~第10回~

皆さんこんにちは!

 

茨城県那珂市を拠点に屋根・外壁・雨樋工事一式、各種板金工事を行っている

株式会社伏見板金工業、更新担当の富山です。

 

 

屋根・外壁・雨樋の板金工事と“いま”の環境 ~現場が抱えるリアルな課題~


今回は、私たちが日々取り組んでいる「屋根・外壁・雨樋の板金工事一式」における“現場の環境”について一般的な市場での例を基にご紹介します。

住宅や工場、倉庫など、あらゆる建物の「外装の要」となる板金工事。
その施工現場では、建築業界全体が直面している複雑な環境課題と真っ向から向き合う必要があります。


■ 気候変動と施工リスクの増大

 

年々激しさを増す異常気象は、板金工事の現場にも大きな影響を及ぼしています。

  • 台風・集中豪雨による施工中止の頻発

  • 真夏の高温環境による職人の熱中症リスク

  • 強風による高所作業の危険性上昇

 

屋根や外壁の板金工事は高所・屋外作業が中心のため、天候変化によるリスクは避けて通れません。

特に気温35℃以上の中での屋根作業は、命に関わるレベルであり、作業時間の短縮・休憩の徹底が必要不可欠となっています。


■ 人手不足と高齢化による施工力の低下

 

板金職人の世界も他業種と同様に、職人の高齢化と若手不足が深刻な課題です。

特に、

  • 高所作業に対応できる体力のある若手が不足

  • 技術継承が追いつかない

  • 経験の浅い職人が増え、施工不良のリスクが高まる

 

といった問題が現場に影を落としています。


「屋根や外壁の板金」は住まいの寿命を左右する重要な工程であるため、正確で丁寧な仕事が求められ、誰でも簡単にできるものではありません。


■ サステナブルな建築へのニーズ拡大

 

環境問題への意識が高まる中、建築業界にも省エネ・長寿命・再利用可能な素材選びが求められています。板金工事においても、

  • 鋼板のリサイクル性

  • ガルバリウム鋼板など耐久性の高い材料の採用

  • 雨樋による雨水再利用の設計提案

 

など、“環境にやさしい建物づくり”を支える役割が期待されています。


単なる施工業者ではなく、未来を見据えた設計の提案力が問われる時代になってきました。


■ 板金工事業者が果たすべき役割

 

このような環境下で私たちが意識しているのは、「ただ施工するだけではなく、住まいの健康と地域の安全を守るプロフェッショナルであること」です。

  • 台風後の応急対応

  • 外壁や雨樋の無料点検サービス

  • 環境型資材のご提案

こうした一つ一つの積み重ねが、信頼と安心につながると信じています。


次回は、板金工事がこれからどのように進化していくのか――
「未来編」として、新技術や次世代職人の育成について掘り下げていきます!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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茨城県那珂市を拠点に屋根・外壁・雨樋工事一式、各種板金工事を行っています。

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