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皆さんこんにちは!
茨城県那珂市を拠点に屋根・外壁・雨樋工事一式、各種板金工事を行っている
株式会社伏見板金工業、更新担当の富山です。
目次
― 建物の“顔”をつくる職人技 ―
外壁工事とは、建物の外側を覆う「壁材」を取り付ける工事のことです。
見た目を美しく仕上げるだけでなく、風雨・紫外線・温度変化から建物を守る重要な工程でもあります。
住宅・店舗・ビル・工場――どんな建物にも欠かせない作業であり、
外壁工事の品質は、そのまま建物の寿命と快適性を左右します。
外壁を取り付ける前に、まずは下地を整える作業から始まります。
外壁材を支える木下地(胴縁)や鉄骨下地(軽量鉄骨:LGS)を設置し、
建物の形状や図面に合わせて水平・垂直を正確に調整します。
この段階でズレが生じると、仕上がりに歪みや隙間ができるため、
職人にとっては“最も神経を使う基礎工程”です。
下地の上から「透湿防水シート」を貼り付けます。
これは雨水の侵入を防ぎ、内部の湿気を外に逃がすための非常に重要な層です。
雨漏りを防ぐ“見えない盾”のような存在
貼り方ひとつで建物の寿命が変わる
シートの重ね幅やテープの貼り方には明確な施工基準あり
特に、サッシ回りや開口部は水の侵入が多いため、
入念な防水処理が求められます。
いよいよ建物の「顔」となる外壁材を取り付けていきます。
代表的な外壁材には以下のような種類があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
サイディング(窯業系) | 最も一般的。デザインが豊富でメンテナンスしやすい。 |
金属サイディング | 軽量で断熱性・耐久性に優れ、モダンな印象に。 |
ALCパネル | 耐火・断熱性能が高く、ビルや工場で多用。 |
モルタル仕上げ | 手作業で塗り上げる伝統的工法。重厚感あり。 |
職人は、素材ごとの熱膨張・反り・重みを考慮しながら、
ビスの打ち込み間隔や目地位置をミリ単位で調整します。
外壁材と外壁材の“つなぎ目”に充填されるのがコーキング(シーリング)材です。
これがあることで、雨水の侵入やひび割れを防止します。
建物の動き(揺れ・膨張・収縮)を吸収
防水・気密性を高める
経年劣化により5〜10年で打ち替えが必要
コーキングの仕上がりは、外壁の美しさにも直結します。
均一なラインと丁寧なヘラ仕上げが、職人の腕の見せどころです。
外壁工事は、建物の印象を決定づける「デザインの最前線」。
現場で自分が取り付けた壁が、完成後には街の風景の一部になる――
その達成感は他では味わえません。
また、建物の構造・気候・素材特性など、常に考えながら作業するため、
“経験と知識が磨かれる仕事”でもあります。
🌟 「自分が施工した外壁が、何十年も街に残る」
それが外壁職人の誇りです。
外壁工事は、「美しさ」と「防御力」を同時に追求する高度な職人技。
見た目のデザインだけでなく、建物を長持ちさせるための重要な役割を担っています。
🔹 下地の精度、防水の丁寧さ、仕上げの美しさ。
どれ一つ欠けても、良い外壁は完成しません。
次回もお楽しみに!
株式会社伏見板金工業では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
茨城県那珂市を拠点に屋根・外壁・雨樋工事一式、各種板金工事を行っています。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!